チリ


◆unbalanced(改)
  

自分を愛するために
何かを犠牲にしなくちゃいけない
大切なものを守るため
この正義の名の下に

理想と現実は 限りなく遠い
永遠など無いと 分かっていても

まだ続くと思ってた 
リアルは儚く散っていった

君と僕とじゃ
仕草も歩幅も
まるで違うよ ほら
物質的価値観で
勝てるものなんてない
命に変えてでも賭けるもの
いったい何を捧げればいい ねぇ





自分を守るために
何かを正義にしなきゃいけない
大切なものを愛するために
この犠牲の名の元に

理想と現実は あまりにも違い
永遠の別れ 分かっていても

まだ続くと思ってた 
リアルは儚く散っていった

僕と君とじゃ
仕草も歩幅も
まるで違うよ ほら
精神的価値観で
負けるものなんてない
命に変えてでも賭けるもの
いったい何を捧げればいい ねぇ

2010/07/20(Tue) 04:25 

◆Backlash―走馬灯―
(改) 

トンネル
砂場
洞窟
登り棒
滑り台
あぁ、苦手だったな
逆上がりとか縄跳びとか
体育座りで気が付いた
グラウンドのヒビ割れ

夏の香り
耳鳴りがした
シーソー
ぶらんこ
鉄棒
グラウンド
ジャングルジム
あぁ、ロータリーの
花壇の中に翼の像
通い猫の道を塞げば
青い瞳目が僕を見上げた
歪んだ視線
歪む思考
ふわふわ
ふわふわ

一人妄想
空中旅行
青い空
飛行船に乗って
どこまでゆこう
新校舎
旧校舎
ガラス割って
職員室

特別教室
ミーティング
台本
朗読
カーテン
衣装
作り笑い
鋼ーはがねーの心
あぁ、眠る本能

被害妄想 破壊寸前
流れる雲に向かって飛ばした大声砲
大衆をすり抜け飛散
風に流れ ひとしずく
くるくる
くるくる
くるくる

独りきりで
途方に暮れ
独りの旅
電車
四両編成
軋む車内

過去を捨てて今だけを見てた
未来は知らない
負けるわけにはいかなかった
くらくら
くらくら
くらくらする

被害妄想 
独裁思想 
明日は我が身
痛いHATE 
FUCK fuck
駆け抜ける
走馬灯
弓を構え
矢を放って
駆け抜けろ
洞窟を

被害妄想 
独裁思想 
明日は我が身
耳塞いで今度は先だけ見て
どこまでも

2010/07/20(Tue) 04:19 

◆next 

僕にも皆と同じ共に歩む道があった
夢見た先は幸せな理想境
そこには君と僕が居て
枯れ果てた大地を踏みしめていた

見上げた果てのないの世界
そこで二人で泣こう

取り残された世界でも君となら
手を取り合っていつまでも一緒に

だけど僕はその小さな背中を押した
僕は君だけを残して

次の世界へ




僕にも皆と同じように描いた理想の景色があった
たどり着いた場所は現実の崖っぷち
そこに一人立たされて
誰も居ない深い闇を見た

見上げた夜空は無数の星
独り耐えきれず涙こぼれた

取り残された世界を憎みはしない
君の面影が瞳に焼き付いていた

あの時僕は君の背中の羽を見た
君は僕だけを残して

新しい世界へ

2010/07/20(Tue) 04:06 

◆no title 

Endless.

今日もまた繰り返しで
日は傾いて西へ落ちてゆく
今日の日を繰り返して
空は燃えて日が消える

明日もまた戦場で
耐え凌ぎ生き急ぐ
尊い命蝕んで
死に急ぎ生きてゆく

平等なんて言葉は不公平で
酷なものはみな罪人で
残忍なこの世界は
神なんて存在しない


深き傷を負った兵隊は
鋼鉄の心臓向き出しにして
東の空を見つめ眠り
再び夜明けを待つ

幾億の魂が夜の空で瞬いている
石の瞳にその光は
あまりにも眩しすぎて
耐えきれず涙落とした

星の名前はココに
深く刻まれている
間も無く灼熱の光は
空に上がり燃え広がる

今日もまた戦場は
疲れも知らず襲ってくる
鳴き声と叫び声が
赤い空へ溶けて消えた

宣誓、僕達私達は
今を必死に生きている
時に挫折し膝をついても
また立ち上がり歩き出す

地に足を付け今だけの
一日一秒を噛み締めて
ただ今だけ見つめ
一歩ごとに深く呼吸して

現実が全てな世界さ
結末なんて知らない
夢も希望も捨てて
ただ今を生きてゆく

見た事もない神なんて知らない
星になったお前の言葉も
今はもう聞こえない
もうこの光が全てさ
今を生きてゆくよ

2010/07/20(Tue) 04:03 

◆no title 

Say NOW(改)


NOW

 
景色とか 姿形を
真実も 嘘も 今
ありのままで描いてみようか


大地なんて見下ろせない
大海原の果てはどこまで?

飛べる翼はどこにもない
空を飛ぼうなんざ思っちゃない

走る気なんざさらさらない
この足が踏むしめる場所を這い蹲るだけ



時はジャストで今を見る
リアルタイムの波を観る
物真似なんかじゃ成り立たたない
流行りの華もあとは枯れるだけさ

そんなんじゃ駄目だよ
僕が欲しいものを手に入れるから
こんな世界もあるんだよと
君が素直に求めてくれるなら



遠くのものもきっと近くにある
呼ばれたらばそう、振り向くまで

リアリティでそれを見る
リアリズムでそれは語る
起きてるよって言ってるじゃない
だけど夢はまだ終わらせない



失うことは怖くない
偽物で描くなら壊してしまえ
そんなもんじゃ物足りないと
僕らは探しもの これから見つけるよ

違う世界もあるんだよ
君の見えない未知の世界
近くに感じる遠いもの
ここに立てば視野は∞なのさ

2010/07/20(Tue) 03:56 

◆no title 

triangle
 
耳を澄ませ声を聞いた
右も左も分からねない
無限の中から引き寄せた
そこにあった

当たり前のもの


翻せば泥沼に浸り
今だけの満足が
その足を止めた

時が経ち 滅びゆく
一欠片、一滴
代償を失って
儚い


傷ではなく削られていただけ
磨けば光る事気付かせてくれた


産み落とされた未熟な原石
岩にぶつかり小石と出会い
この川を渡って目指す
遥かなる高みへ

今なら信じて答えを託す
傷ついても諦めないのが強さだろう
瞳を閉じれば君まで手が届く
伝えられなかった最後の言葉

今ならやっと素直になれる
こみ上がる感情は伝えられないけど
姿形は変わっても
巡り巡って届くように
帰る場所へと

この祈りが届きますように

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2010/07/20(Tue) 03:45 

◆Country(改) 

沢山の寝息が潜む街で
ただ一人 耳を澄ます
こぼれる音を拾う夜
星のない空を見上げて

誰かに気付いて欲しい


日差しが笑顔照らす街で
ただ一人 顔を背ける
何故いつも暗い方へ歩いてゆくのか
影真似で済む世界

いつかきっと苦痛に変わる



ねぇ 何故?
助けてって
あの時泣いておけば良かったのに
黙って悪者になるくらいなら
イヤなもの全部捨てておけば良かった




君と僕とが入れ替われば
僕らのためになるかもね
それと似たようなものかもね
こんな場所でも未来は来る

結局そんなものかもね


未成年のうちに殺しておけば
少年Aで済んだんでしょ?
納得出来ないものなんて
早めに壊しておけばよかったね


単純で悲しきことよ。
結局そんなものかもね



ねぇ 何故
助けてって
あの時泣いておけば良かったのに
見失った足下を救えるのは自分自身
レールの別れ道、きっと終着駅は別だね


さよならだよ

2010/07/20(Tue) 03:33 

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