大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!
□第5話
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「ナルト!起きろー!」
ナル「んぁ…?」
気がつくと、あたりはすっかり暗くなっていた。
ユウリの声にようやく我を取り戻したナルトは、どうして材木の下敷きになっているのだろうとぼんやり考える。
そして月明かりの中、呆れ顔で自分を見下ろすユウリたちに向かっと言った。
ナル「あれぇ…風雲姫は?」
サク「それはこっちのセリフよ!」
「やっぱ逃げられちゃったかぁ」
サス「ウスラトンカチが…」
ナル「え…え…?」
皆が、ナルトにため息をついた。
どうやら…風雲姫に何かされたのだろう、ナルトはずっと気を失っていたらしい。
その様子を、少し離れた場所で見ていたカカシは半眼になって、やれやれというように首筋をぽりぽりとかくのだった。
第五話
「動き始めた暗謀」