短編夢小説

□6月といえば・・・
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L夢 確信犯






「・・・・・・これがこの問題を解く公式です。理解できましたか?」




Lは一体いままで何語を話していたの?

私はもうすぐはじまるテストのため、その勉強をLに教えてもらっていた




もともと頭のよくない私だが、基本復習さえすればそれなりの点数がとれる

そんな私なのだが数学はどうやっても成績は上がらないのだ



いつも事件を解決するので忙しい・・・というか興味を惹かれる事件だけを解くという

すごいようで案外言葉にしてみたらちっぽけな遊びをするLなのだが

今、興味をもつ事件がないらしく私のテスト勉強を手伝ってくれることになった。






「・・・わかんない」





Lは私の言葉に眉間にしわを寄せながら生クリームとさくらんぼをトッピングされたプリンを頬張る


勉強している私への嫌がらせだろうか





「・・・公式を教えるんじゃなくて一から私が教えます。その方がいいです」

「・・・・・・よろしくお願いします」





Lは右手に持っていたスプーンをシャーペンに持ち替えて再び私に解き方を教えてくれた





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