【信じる思い】

満月が綺麗で眺めてたら、あの人のことを思い出した。

「黒鋼は大丈夫でしょうか」

他国での情報は来なく、気になってしまう。



小僧達が寝たあとに、外にでると綺麗な満月が出ていた。

「…向こうは無事だろうな」

大切な姫を思い出し、心配になってしまう。


満月から目を離し、部屋に戻る。

「…クスッ黒鋼なら大丈夫ですわね」

戻る途中に、もう一度見て「武運を…気をつけて」

大丈夫、あの人なら…



フッ、と笑うと小僧達の所に戻ろうとし、もう一度満月を見た。

「あっちなら大丈夫だな、たくさんの仲間が皆いる」

満月から目を離し小さく呟き

「知世姫、ご無事で」

大丈夫、アイツなら



満月だけが知っている。
2人の信じる思い。
早く、この2人に幸せそうに会えるように願う。





《あとがき》
るか様、この度は一周年記念に参加してくださりありがとうございました!

黒知は初めて書く作品で、こんな形になってしまってもよろしかったでしょうか(汗)
書き直しなど何かありましたら遠慮なく言ってください!

るか様のみお持ち帰りお願いします!

読んでくださり本当にありがとうございました!!


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