「今日晩ご飯いらないから」


「なんで」
「遅くなるから」
「沖　田　か　！ダメだ！許さん」
「誰もそんなこと言ってないし！」
「てめーらガキの分際で乳くり合ってんじゃねーぞラブホ代なんか使う暇あったらマイホーム貯金でもしとけってんだ糞沖田が！」
「だーから誰もそんなこと言ってないでしょーが！勝手に妄想すんのやめてくんない！」
「大体アイツ調子乗り過ぎだろマジで。一回シメとくか沖田。マジで」
「ていうかお前沖田くん見たことすら無いでしょーが！」
「沖田くんとか言ってんじゃねーイラッとくる」
「普通に呼んだだけでしょ！」
「とにかくダメだ。沖田の野郎と遅くまで一緒なんざ許さねぇ。帰って来い」
「沖田くんとだなんて一言も言ってないでしょ」
「…じゃあ本当に沖田とじゃないんだな？」
「うっ、…うん」
「よし、わかった。いいぞ」
「う、うん！」
「その代わり俺も仕事休む。一緒に行くぞ」
「うぜぇー！」