空への思い
□シルフ・シルフVSメイヴ・メイヴVSフリップナイト
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フェアリィ基地にある特殊戦の指令センターではとあるリアルタイム回線のことで大騒ぎとなった。
「零、本当なのかっ!」
緊急回線でブッカー少佐は叫んだ。
あれから雪風のほうも慌てて回線を開いたのだ。
「すぐに救難隊をっ!ビーコンは感知できるなっ!」
「大体の位置は、シェフィードからの情報で、わかる。ビーコンを現在探っている。」
FRX-00/NS メイヴシェフィードへガイアは自己転送した。
ステラの所在も伝え、現在帰路についていた。
「ビーコンを捕まえたか?少尉・・・。」
「今やってる・・・・だめだ、干渉が強く、メイヴほどの機でも位置、特定不能・・・っ!」
雪風からのデータではシェフィードはこう宣言していた。
I am FAF・ATB16 belonging strategy combat flight squadron -555thTFS belonging
Gaia.
The fight begins from this.
Engagement.
最後の”約束”とは一体何なのだろうか・・・?
データリンクは完全に遮断され、レコーダ類は基地に帰ってからでないとわからない。
零はメインディスプレイに眼をやる。
俺たちも”約束”といえるものがあるのだ、と思いながら。