素直になれない（オリジナル小説）
□第一章 素直になれない
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あれから。
動揺するあまり、このミニチュア版・アオを家まで連れ帰ってしまった。
親は旅行で三日間家にいない。
しかもアオの両親と一緒に旅行に行っているので、アオの親もいない。
（ここまでは本当）
だから、自分が預かることになったのだと……
いうことにした。
「そっくりさんとかじゃ、ないよな……？」
でも、レンズ越しに確かめたんだ。あれは確かにアオだった。
聞こえた悲鳴もアオのものだった。
それが、シャッターを押したとたんに……
（どーなってんだっ？？）