クレヨン日和(オリジナル小説)

□第一章 ちっぽけな大人
4ページ/4ページ

クレヨンはどんどん減っていく。


一本一本手放して、黒とか灰色とか、そんなのしか残らなくなったとき、正真正銘の、立派な大人ってやつになるんだろう。


つまらない大人に。


もう、だいぶそうなってしまった……
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ