小説

□野球
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土曜日になりバスで練習試合に向かう

何人かの保護者も一緒に行く

次の日のテーマパークが目的の兄弟も応援団として着いてきた

こうして見るとチームのメンバーより応援団の方が多いいような気がする

だって僕らのチームは12人しかいないのに

この日のために借りたバスが40人乗りが一杯になっているんだ

車何台かに別れて行っても良いけど危険だし 高速料金が高いんだって

あれこの扉なんだ

お姉さんこれなーに 

トイレよいつでも使っていいはよ僕

最近のバスはすごいな

バスガイドの姉ちゃんビール冷えてるの頂戴

これは家の酒屋からの差し入れだ皆ドンドンやってくれ

いただきまーす

なんだ父さん自分が運転したくなかっただけじゃん

そう僕寿也の家は大手コンビニ店

寿也キャプテン子供たちにはジュース注文聞いて回してくれ

おじさんご馳走になります

朝早くて大変だと思っておにぎり弁当も用意しといたぞ

これは旅行気分で楽しいや

寿也飲んでるか酔っ払いが来た

お客様あまり席を立たないようにお願いしますね

悪い 姉ちゃんトイレだ

飲み過ぎだからだよねお姉さん

寿也何か言ったか

子供より大人の方が良く使われるんですよそのトイレ

父さんみたいに酔っ払ってる人が

兄ちゃん オシッコ  おい

父さん早くして純也が使いたいんだって

はいお待たせ 良かった間に合った

お姉さんこのトイレ活躍してるね

前ならどこかトイレ借りられるとこ探さなきゃだから大変だったんだ

僕去年の遠足このバスが良かったな

あらなにかあったの

兄ちゃん漏らしちゃったんだよ

こいつめ今朝布団濡らしたのは誰だよ

賑やかなバスだ あれあやのちゃんどうしたの

飲み過ぎちゃったかな 寿也君

今なら誰も使ってないよ 使えば良いのに

女の子は恥ずかしくって使えないはよねー

もうちょっと我慢ね 直に休憩入るから 良かったねあやのちゃん

サービスエリアで休憩して出発

しばらく高速で移動

お兄ちゃんあれが明日行く遊園地だよね そうだよ

もうじき高速降りるんだ
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