おれんじ

□第4弾
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「昨日まではいきなり(私の可愛い可愛い)一護が小さくなって慌ただしかったが…

今日からは私と一護は一緒に寝る。ウルキオラ、一護の引っ越し支度を整えてくれ。」






いきなり何を言い出すかと思えば。

藍染はいつもの如くウルキオラに命令した。

ウルキオラの腕の中で眠るエンジェル一護☆はお疲れのようだ。







さて、この場にいるのは、変なことを言い出す藍染、そしてウルキオラに市丸、日番谷、そしてグリムジョーだ。

なぜこのメンバーがいるのかは置いといて。





「なんでいきなり言うんだよ。このままでいいじゃねーか。」






日番谷は溜息混じりで藍染に反抗する。

面倒なだけなのだろう。

関係ない日番谷自身もこの場に置かれ、さっさと寝たい気持ちから溜息が出ている。









「わ・た・し・の!一護だ。側に置くのは当然だろう、日番谷君。」


「ストーカーのお前の元に置けと?」

「ストーカー?あははっ、何を言うんだい日番谷君。愛する者を追いかけるストーカーは良いじゃないか!」












「………」どん引き











藍染から一歩遠ざかる日番谷。

市丸はそんな彼に小さな声で告げた。




「あかんわ、冬。この人には常識通じへんわ。」

「(お前もな)……」




市丸は自分は常識の通じると思っているのだろうが、日番谷から見れば…

…いや、少なくともこの虚圏にいる全員は藍染と市丸が常識の通じない奴だと断定しているだろう。





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