■小説■

□涙の後で
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サクラの右手の薬指に光るものを見つけて、ナルトは頬が緩んだ。


「色々と悪かったわね。ありがとう。」

サクラに言われ、何だかくすぐったい。


「これくらい、いーってばよ。」

ナルトはもう一度、笑うと、カバンから封筒を取り出して、サクラに手渡した。


「バッチリいい感じだってばよ!」

誇らしそうに言うナルト。
サクラは中身を取り出した。

出てきたものは何十枚もある写真。
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