■小説■

□Love Call
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私はいつでも、どんな時だってあなたに送っているのに。

あなたのココロ、電源入ってる?

私の気持ち、あなたに届いてる?


ねえ

私のキモチ、ちゃんと届いてる?



■Love Call■





「おはよう、サスケくん!」

いつものように待ち合わせの場所。
やっぱり、いつものように、そこにいるのはサスケくん一人だけ。

もうちょっとしたらナルトが来る。
カカシ先生は…どうせ、遅刻ね。間違いなく。

「今日の任務ってどんなものだろうね?」
私が問うと、
「さぁ。ただ、猫探しはもううんざりだ…」
視線は合わないけれど、そう答えてくれる。


私、そんなに鈍くないのよ?
そんなに周りに疎くないのよ?


少し前から、あなたとふとした瞬間目が合うことが増えたのに気付いてる。
少し前なら、なかなか呼んでくれなかった私の名前を呼んでくれるようになったのに気付いてる。
あなたが私のこと、気に掛けてくれてること、気付いてるのよ。
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