第一章  『恋』
『茜っ!起きなさい!総悟君待ってるわよ!』
『うぅ〜ん、げっ!8時
10分!?遅刻〜っ!』
『ごめんね。総悟君もうちょっと待ってあげてね』
『へ〜い(あンの野郎)』
家の前に立っているのは
沖田 総悟、主人公の幼なじみだ。
しばらくしてから玄関のドアが開き女の子が出てきた。茜だ。垣内 茜。
『いってきまぁ〜すぅ〜』『おい!茜!いい加減その寝坊癖なおしやがれィ!』『うるさいっ!癖だから直らないのっ!』
そんなこんなで学校に着いた茜は教室のドアを勢いよく開けクラスメイトの
志村 新八に時間を聞いた「8時24分ギリギリ
セーフ!」
『あ〜間に合ってよかったぁ!ふぅ〜疲れた〜』
そういうと茜はその場に座り込んだ。そのすぐ後に
総悟が入って来た、ら茜につまづきこけた。
・・・。
教室はしばらくしーんと
していた 。すると一人の
男が入って来た。3‐Zの担任、坂田 銀八だ。
「お前ら何してんだ〜席に着け〜」
茜と総悟の頭をぽかっと叩くと銀八はHRを始めた。


〜昼休み〜
『お前のせいで先生に怒られたじゃねィかィ!』
『うるさい!私に気付かないのがいけないんじゃない!』
ギャーギャーぎゃ〜ぎゃ〜「よく毎日あきずにケンカできるよなぁ」
「ケンカするほどああいえばこういう言うネ」
「いやケンカするほど仲がいい、ね」
茜達の隣でケンカを眺めているのは長谷川 泰三、
神楽、新八の三人。
茜と総悟はみんな公認の
【ケンカコンビ】である
『ってか、あんた家の前で待ってるんだったら殴ってでもいいから起こせばいいじゃないっ!』
『お前の汚い顔に触りたくないんでさァ!』
『なっ・・・言ったわねぇ!こうしてやる!』
茜が総悟の襟をつかみ顔をぐっとから近づけた時、
〈どきっ〉
・・・。
「あれっ?横ポニ(茜)達止まっちゃったヨ」
(な・・・に?どきっ?
なんなのどきって?えぇいっ余計な事考えるな私!)『どうしたんでィ?茜?』『・・・フッ!隙ありぃっ!』
ゴッ

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