短編V

□天より注ぐ希望の光
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 ゼロは天を仰いだ。光が一切入らない、闇だけが支配した空間だが、
心なしか、何処からか希望の光が差し込んできたような気がした。


「行こう、シュウト」
「うん!」
 頷いたシュウトが傍らに聳え立つ瓦礫の山に飛びついて登り始める。
続いてゼロも隣の山に飛び移り、重力に逆らって登っていった。




−FIN−







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