書
□白と黒
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くるりくるり
世界はまわる
白い世界がどんどん黒く染まる。
真っ暗な世界に、白いもの
白く輝く、銀色の。
あれは何?
**白と黒**
緩やかに腰をまわされて、えぐられるソコに飛んでいた意識が無理矢理戻される。
「あっ…あひ…ぁ…」
「あ、戻ってきた」
「ひっ…」
意識が戻ったのを確認すると、何度も果て、出し尽くした性器を握りこむ。
ゆるゆると扱かれて、もう無理だと首をふった。
目の前でニヤリと笑うその目が怖くてならない。
「まだ寝ちゃダメだよー?」
オシオキ、なんだから。
そう言いながら、肩に足を担ぎ上げられて、急所を握られて。
力の入らない四肢と、快感を通り越した苦痛に心が悲鳴を上げる。
もう、どうしてこんな事になったのかもわからない。
あの優しかった人は何処にいったのか。
目の前の残酷な笑みを浮かべる人は、本当にあの人なのか。
「やっ…だ、ムリ…ひっ」
「何言ってるの?これからでしょ?」
「ひぅぅっ!!はっああ、や、あ…あ!!」
握り込まれていた先を思い切り爪先で抉られて、体が条件反射みたいに跳ねた。
男のモノを深く咥え込んだソコが、きゅう…と締め付ける。
締め付けた時に感じた雄は、目眩がしそうな位大きく熱を孕んでいた。
「やああ!!!いやっああ!!いっ…くぅぅ…いっちゃ…あっ!」
ぐちゅぐちゅと擦られて、握られたソコはビクビクと反応するけど、もう吐き出すものもなくなって、イってるのかイってないのかもわからなくなる。
ただひたすら続く絶頂感に堪えられなくて、体を仰け反らせた。
「締めつけだけでイっちゃいそうかも…」
冗談みたいに笑って言うその顔は、半分冗談ではないように瞳をギラつかせていて、ドクリと中で大きくなったのがわかった。