小ネタ・SS集
小ネタ・SS置き場。
ネタバレ的なものが多いので本編をある程度読んでからの閲覧をお勧めします。
気まぐれ更新。
◆春の終わりに想う(孤月と猫)
散っていく桜を見ていると、なんだか切ない気持ちになる。
どきどきしちゃうくらいに綺麗だと思うけど、春の終わりを告げてるようなその姿は、寂しいなって。
「……春もそろそろ終わるな」
なんて、烏がため息混じりに言うもんだから、思わず横顔を盗み見た。
顔を覆う包帯のせいなのか元々なのか、その表情はやっぱりわかりづらい。
それでも、烏の目と声音は寂しさが込められてるような気がした。
もしかして、アタシと同じこと考えてたのかな？ そうだと、嬉しいんだけどなァ。
そうだねェ、と相槌を打ちながら照れて笑った。
ねぇ、烏。来年もまた、一緒に桜を見ようね。
来年も、再来年も、その先もずっとずっと。
何度でも美しく咲いては散る桜を見よう。桜だけじゃない。花や木や町や、いろんな所を一緒に見よう。
そうやって、同じ景色と想いを共有するの。
そうしたらきっと、楽しいよ。
鈴猫視点で唐突に降りてきた。
2014/04/21(Mon) 07:11
◆熊の末路(孤月)
「……そう言えば」
「ん？ なァに？」
「熊を狩りに行ったんだろう？ 仕留められたのか？」
「あぁ、うん。麻痺作用がある薬を塗った矢で仕留めたからね。眠らせた後縛ったんだ」
「その熊……結局どうなったんだ？」
「うん……？」
「……仕留めて縛ったまではいいが、その後妖怪に襲われてそれどころじゃなかっただろう。まさかそのまま放置したのか？」
「あー……そういえば。うん、そうだねェ……」
「……そのままなんだな」
(鈴猫が仕留めた熊はスタッフ(妖怪)が美味しくいただきました)
2013/11/29(Fri) 23:24
◆夏は過ぎましたが( 孤月)
「今年の夏もすっごい暑かったよねェ」
「そうだな」
「……前からずっと気になってたんだけどさ」
「……何だ？」
「烏、年中包帯巻いてるじゃん」
「ああ」
「夏ってさ、すっごく暑くなんない？ 蒸れたりしない？」
「……だから夏は一番嫌いな季節なんだ」
烏の一番の悩み。
2013/10/10(Thu) 15:33
◆灰風キャラざっくり設定
ユキ：ひたむきで頑固
ゼン：一途なある意味乙女()
ナギ：ふらふらしてるように見せかけた凄腕上司
ヒカリ：ミステリアスなおませさん
ヒスイ：どこまでもついていきます姉御！
サンディラ：愛すべき大食いバカ
グレイル：頭堅いシスコン
アミリア：一番女の子っぽい
ルイ：優しいみんなのお兄さん
ギルド：もう不憫としか言い様がない
2013/10/08(Tue) 11:47
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