11/23の日記

05:16
*良い夫婦の日記念
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 ――― みなさんに質問です。
 ――― あなたにとっての理想の嫁とは、どんな人ですか?


・T.Tさんの回答

「…何? この私が思い描く理想の嫁を教えて欲しいだと? ほほう、さてはお前は私のファンだな。 いや、隠すことはない。 何せ私は天才と言われるほどに才能に溢れ、見て分かるようにこんなにも美しいのだからな!
 …さて、それで本題だが、理想の嫁か…。 まずこの私の隣に並んでも見劣りせぬような容姿端麗な者でなければ…―――いや、待てよ…考えてみれば、そんな人間がそうそういるとも思えないな。
 となると容姿の方はそれ程整っている必要はない…寧ろ、この私ともあろう人間が、容姿の美醜だけで人を判じるような者であっていい筈がない。 うん、そうだ、いっそ容姿には拘らない方向で行こう。
 後は性格だが、これもこれで、例えば相手がとんでもない我儘を言うような人物であったとしても、やはりそれを許容できないようでは器が知れるというもの。 私はそんなに小さな人間ではないのだ。
 だから重要なのはそういうことではなくて…例えば私のことをきちんと認めてくれているとか、揺るぐことのない自分を持っているとか、そういった根幹の人間性を重視していきたいと思う。
 …ああ、嫁とする人への理想までもが完璧な私…何て素晴らしいのだぐだぐだぐだ」


・M.Sさんの回答

「理想の嫁だと? …バ、バカタレィ! 忍者には三禁というものがあってだな…!!
 …何? 別に今すぐ結婚しろと言っている訳じゃない、だと? 当たり前だ!
 ………、まぁ、何だ、理想…というか…、まず、健康であることは第一条件だ。 丈夫で、何なら偶には俺と一緒に鍛錬に励んでくれるような奴なら、言うことはないな。
 それから俺は、一つのことに手を付けるとのめり込み過ぎるきらいがある。 だから、変な話し、俺が引き際を見失っている時には、強引にでも止めてくれるような腕っぷしというか…強さというのか? そういうものを持っている人が理想だ。
 …いや、あくまで理想論であって、別に今惚れている奴のことを言っている訳ではないからな…!!」


・T.Nさんの回答

「もそ…
(私には無いものを持っている人が理想だ)
 もそもそ…
(大きな声で会話することや豊かな感情表現、私は生来そういうものが苦手だから、そんな私の代わりに、そういうことが出来る人が良い)
 もそもそ…
(そしてもしも願いを聞き届けて貰えるのなら、その人には無愛想な私の隣でも、変わらずに笑顔で居続けていて欲しいものだ)
 もそ…
(その人と自分とで、足りないものを補い合って行ければ何よりだと思う)」


・T.Kさんの回答

「理想の嫁ねぇ………、改めて訊かれると悩むな、それ。
 有体に言うところの美人とか、料理上手とか、家庭的っつうの? そういう要素を持ってる人はやっぱ、フツーに良いって思うけどさ。
 …じゃあ何が悩みどころかって、そういう家事とかをするの俺、別に嫌いじゃないんだよ。 寧ろ俺は何でもやってあげたくなっちゃう方だから、自活能力低い人じゃないと、ウザがられたりするかもしんないからなぁ。
 外見的には、あー、まぁ、俺より年下に見えるつっつうか、平たく言うと童顔系…って言うとまた変な誤解が生まれそうだけど;
 でもまぁ、こう、目の形とかさ、シュッとキリッとしてんのよりは、断然丸っこい方が好みかなぁ」


・H.Tさんの回答

「おほー、理想の嫁ぇ? んなもん、考えたこともなかったからなぁー…
 皆は考えてるもんなのか? …思い返せば俺の周りって、そういう理想を豆腐とか毒蛇とかに見出している奴しかいなくねぇ…?
 …あー、だからまぁ、明るくて、元気で、ちょっと我儘言うようなことがあっても根っこのところは素直で、そんで後は生き物が嫌いな人じゃなきゃ、それで良いかな…
 え? そんな在り来たりな答えは聞いてない、って? おいおい、人の回答にダメだしするなよ!
 じゃあ言わせて貰うけどな、俺は…俺より実力的には上なのに、変なところが抜けてるような人が良い! そういう人って、どっか放って置けないっていうか、可愛いなぁ、って思うっていうか…っておい、訊いといて引くなよ!!」


・S.Tさんの回答

「ほう…理想の嫁とはまた、殊勝なことを訊くものだな。
 何故お前がそのようなものを訊き出そうとしているのか…またそれを訊いて、お前がどうするのかという点にも過分にして興味があるが…まぁ、隠すようなことでもあるまい、答えてやるとしようか。
 理想の嫁…つまり共に人生を歩む相手に求める条件で良いんだな? それならば唯一つ、この私の横に並び立てる者である、ということだ。 
 自他共に認める程に完璧である私にも、決して出来ないことというものはあるものでな。 分かるだろう、例えば明け透けな心情を吐露したりするのは、私の柄じゃない。
 だから私は、それが出来る人間を尊く思う。 品位や優美ならもう持っているからいらんのだ。 自分の持っていないものを有する者を選び、そして欲するのは、当然のことだと思うのだがな」


・S.Tさんの回答

「り、理想のお嫁さんと言われても…まだよく分からないんだな…
 で、でも…僕はもっと、強くなりたいから…
 強くて…格好良くて…完璧じゃなくても良いから、誰にも負けないものを、一つで良いから持てるようになりたいから…
 だから僕は…そう言ってくれた七ま…あ、ええと、くれた先輩みたいに立派な忍者になって、いつかはその人のことも守ってあげられるようになりたいんだな…!」


 ――― みなさん、ありがとうございました。
 ――― みなさんが理想とする人と、いつの日か“良い夫婦”になれますように


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11月22日の“良い夫婦”の日に間に合わせようとして間に合わなかった産物です(阿呆)
当サイトの攻めズ(笑)に理想語りをさせて…まぁ、何が狙いだったかがミエミエな、何ともあざとい文になってしまった訳です;
誰が誰だかお分かりになりますでしょうか…
今回、アンカーは意図的にあの後輩下級生にしてます
是非お口直しにどうぞv

こへ総受け、ばんざーい…!

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