NOVEL

□君と春風とある一日
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「こういう日って眠くなるのも当然だろ」
そう言いながらエドワードは屋上への階段を上った。
授業開始のチャイムが鳴るのにも構わず屋上のドアを開ける。

春の暖かな日差しが降り注ぐこの場所はサボり場所にうってつけだった。
適当な場所を見つけ寝転ぶとすぐに眠気が訪れた。




「・・ド・・・きなさ・・・エド・・・おい・・エドワード!」
突然の大声に一瞬で覚醒すると目の前には見慣れた男の顔が。
「またこんなところにサボりに来て。全く君という子は」
あきれたように言うのはロイ・マスタング。
「何でアンタがここにいるわけ」
少し睨みながらそういうと、ロイは深くため息をついた。
「君のその態度は相変わらずだね・・・まぁいい。君の担任からエドワード君が授業に出てくれないと泣きつかれてね。君が行きそうなところは大体把握しているからね。ここへ来てみたんだよ」
すらすらと答えられエドワード
 

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