君のためなら…
□傷痕
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その日の夜。
月奈は買い物に行こうと家を出た。
マンションの下に行くと見覚えのある人が立っていた。
「俊輔………」
俊輔「…よっ」
「久しぶり。」
俊輔「月奈、可愛くなったな」
「そんなことないよ」
俊輔「月奈〜あれから4年だぜ?早いよな」
「そうだね…じゃあ、私行くとこあるから」
そう言って月奈はまた歩きだした。
俊輔「待てよ」
そう言った俊輔の手はしっかり月奈の手を掴んでる。
「やめて!!」
俊輔「おとなしくしといたほうがいいよ?」
「どうゆうこと?」
俊輔「こうゆうこと♪」
そう言って俊輔はある物を月奈に見せた。
「え……………」
和也「疲れたね〜」
智「あんな踊ったの久しぶりだよ」
潤「もう11時だよ?」
和也「やばっ!!今日月奈ん家行くんだった」
雅紀「電話しなよ^^」
和也「そうする」
プルルル………
和也「出ない」
雅紀「怒ったか?」
和也「ないでしょ」
雅紀「だよね〜」
智「どうしたんだろうね」
潤「寝てるんじゃない?」
和也「かな〜?」
雅紀「ま、明日には連絡くるでしょ^^」
和也「そうだね!」
智「じゃあまた明日!」
和也「さよなら〜」
雅紀「ばいば〜い」
潤「じゃあな」
智「翔くん!またね♪」
翔「またね」
こうしてみんな自分の家に帰って行った。
この時もうちょっと考えてたら
何か変わったのかな?
まだ間に合ったのかな?
そう思うとすごく苦しいよ。
ごめん。
守ってやれなくて。
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