08/10の日記
01:03
MGS 痛×恐+憤
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「……はぁ……」
清々しい朝。
そんな時でもフューリーが溜め息をつきたくなってしまうのは、毎朝行う辛い仕事があるからである。
「フィアー、起きろ。朝だ」
「あー…ペイン…?もう少し寝かせてくれよ…」
所変わってフィアーの部屋。
この2人がフューリーの『辛い仕事』の原因だ。
「駄目だって。朝飯食い損ねるぞ」
「あとでいいじゃねぇか。一緒に寝ようぜー」
「フィアー…」
ペインを引き寄せ、背中に腕を回す。
どうしようか、とペインが困ったように笑った次の瞬間、扉が大きな音を立てて開かれた。
「おい、何時までもベタベタするな!早く起きて来いっ!」
『辛い仕事』、それはフィアーを起こすこと。
本当は放っておきたいが、ザ・ボスに頼まれてしまったから仕方ない。
「あと5分…」
「…あと1分で私の火炎放射器が火をふくぞ」
ペインの背中に腕を回したまま答えたフィアーに流石に怒ったようだ。
耐熱服を羽織り愛用の武器を構えたフューリーは、どう見ても臨戦態勢だった。
それを見たペインは真っ青になる。
「フィアー起きろ!フューリーは本気だ!」
「えー…じゃあペイン、俺をおぶってけよ」
「あぁもう、仕方ないな…」
甘えるフィアーを叱るどころか更に甘やかすペイン。フューリーは完全にキレた。
「ペイン!貴様がそうやって甘やかすからこうなるのだ…!
憤怒の炎を味わえバカップルがぁぁぁ!」
そう叫ぶと、本当に炎を噴射した。
「うわぁぁぁ!フューリー落ち着け!悪かった!」
「熱っ!おい、ベッド木製なんだからやめろ!」
「言ってる場合か!殺されるぞ!」
その後、なんとかフューリーを落ち着けて消火活動を続けたが、部屋は悲惨な状態。
しかもフィアーは反省の色が皆無。
絶対に目覚まし時計を買わせよう…ペインはそう決心して焦げ臭い部屋を後にした。
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偶にはギャグを、と思って書いてみたモノ。うーん、実にウザいカップルです(笑
こんなコブラ部隊もアリかも?って思って頂けたら幸いです!
真
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