02/14の日記
22:07
何よりも甘く
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ヨハン×十代
「ヨハン。」
「?何だよ、十代。」
「……えーと、その……
これ……っ///」
そう言って、君が差し出した物は、赤い包みにピンク色のリボンのついた箱。
かわいらしい。
「もしかしてこれ……」
未だ赤い顔をしながら、頷く君。
リボンをほどき、包みを開く、と。
不恰好な、ハート型のチョコレート。
「そのっ……大した物じゃねぇんだけど、不味くはないと思うからさ……」
「十代?」
「た……食べて、くれねぇか?」
「……そんなの、言われなくたって食べるぜ?」
ぱく。
一口、チョコレートを食べた。
その間も、不安そうで。
思わず、吹き出す。
「そんなびくびくするなって。
……充分、美味いよ。」
「ホントか?」
「あぁ。
ありがとな、十代。」
笑った君の顔。
その笑顔が、世界で一番、好き。
「何なら十代も食うか?」
「へ?」
戸惑った君の顔。
世界で一番好きな、君。
「食べるか、って聞いてんだよ。」
「……いいのか?」
「じゃあ、決まりだな。」
ニヤリ、と笑って、君に近づく。
途端、再び赤くなり。
「なっ……///」
俺の唇を、君のそれに軽く重ねる。
チョコレートなんかより、よっぽど甘く、て。
何よりも、甘く……
名残惜しいけど、離す。
更に顔を赤らめて、君が俺を見る。
「何すんだよ、ヨハン……っ///」
「好きだ。」
「は?」
「だから……
お前が好きだ、十代。」
一番好きな君の、
一番好きな笑顔が、
返ってきた……
何よりも甘く
誰よりも好き
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七星作。
駄文ですみません……!
十代分からない!
ヨハンも分からない!
小ネタですみません……
日々精進します!
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